町家の案山子(かかし)めぐり

町家の案山子
(かかし)めぐりとは
開催日時・要項
案山子ギャラリー
アクセス・駐車場
パンフレット
ダウンロード
案山子(かかし)とは
お問い合わせ
高取の観光案内
高取のハイキングマップ





案山子(かかし)とは

案山子は、田や畑などの中に設置して、鳥などの害獣を追い払うための人形や、それに類する何らかの仕掛けで様々な形のものがあります。


田園を見守る案山子(かかし)

懐かしの 案山子

案山子といわれると想像するものはやはり、竹や藁で造形した一本足の人形でしょうか?

昔は、日本の田園風景には欠かせない伝統的なものでした。

それらは機能の面から言えば、鳥獣に対して「人間がいる」ように見せかけることを目的としています。人間が農作業を行っているときには鳥獣は近づかないことからそのような対策を立てました。

案山子(かかし)の変移

しかし、田畑を狙う側も当然ですが学習能力があり、動かない案山子は無害と認識されてしまいます。そのため、風やその他の動力によって不規則な動作をするものも工夫された。田畑の上に糸を走らせ、そこに風車の類を通したり、銀色のテープやCDを多数吊り下げることで、きらきらと光り鳥獣を威嚇する効果をだすものなどがあります。

また、カラスの死体を吊り下げた状態を模した(ビニール製などの)案山子も考案され、実際に使用されています。これは「仲間の死体」=「そこにわながあり危険である」という理解がなされるためで実際にからすの死体を吊り下げることもありました。

案山子(かかし)の語源

鳥獣害には悪い霊が関係していると考えられていた時代、案山子は民間習俗の中では田の神の依代であり霊を払う効用が期待されていました。

また一説では、案山子は元々は神様で、古事記に登場する『久延毘古』という神様が原形となったと言われています。

この神様は歩けないけれども、ことごとく天下のものを知っている程の博識であると伝えられており、異称を「山田の曾富騰(そほど)」と言います。

それでは古来「そほど(づ)」と呼ばれていた存在が何故、「かかし」と呼ばれるようになったのでしょうか。

これは、実質的な鳥獣除けが元になったものと考えられています。

というのも、古くは肉などを焼いてそのにおいで鳥獣を追い払っていました。

それを鹿驚(かがし)といい、そこからきているという説や、匂いを「嗅がせる」という意味で「かがし(かがせ)」という言葉が「カカシ」に変わったという説などがあります。

しかし、その匂いは鳥を寄せ付けない代わりに、人間も近づきがたかったので今の私達が思い浮かべるような案山子になりました。